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日本政策金融公庫に創業融資を申し込む際には、「創業計画書」を作成する必要があります。
創業融資の審査担当者は創業計画書から、「事業計画が実現可能であるか、合理的か、融資をきちんと返済することができるか」などを総合的に判断します。
よって、創業計画書は非常に重要です。
なお、岡本税理士事務所ではお客様との打ち合わせを踏まえた上で、創業計画書を作成代行いたしますので、ご安心下さい。
ここでは、創業計画書の書き方に関するポイントをまとめております。また、日本政策金融公庫が公表している「創業計画書(美容業記入例)」と併せてご確認ください。
「なぜ美容院/美容室を開業しようと思ったのか」、について記載します。
正解はありませんが、「自分の店を持ち、自分自身で店を経営したい」「自分が選んだ材料を使い、お客様を満足させたい」等と書かれる方が多いです。
美容師としてこれまでに培ってきた経験やスキル・実績等が、開業にいかに役立つのかをアピールできると良いです。
美容院・美容室で経験を積まれている方がほとんどだと思いますので、お勤めになっていた美容院・美容室で特別な役割を任されていた、特別な賞を受けたなどの功績があれば積極的に記載して自己アピールをしましょう。
「カット」「カラー」「パーマ」等といった取扱うメニューとその料金について、売上のシェア別に記載しましょう。
販売先には「一般個人」と記入しましょう。
仕入先は、材料の仕入先を記入します。意外と、支払いの条件(購入時払い、後払い)も見られています。
開業時における、従業員の人数(予定)を記入します。
創業融資の申込み時点で、住宅や自動車などに関する借り入れや、カードローン・消費者金融などからの借り入れなどがあれば記入します。
プライベートでの借り入れを隠したいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、審査の過程で必ず調査される事項ですので、誠実に記入しましょう。
「必要な資金」は、「設備資金」と「運転資金」とに分けて記載します。
設備資金には、外装・内装工事費用、各種機材・備品類、店舗の保証金などを記入します。工事費用や保証金などについては見積書を事前に準備し、創業計画書と合わせて提出できるようにしておきましょう。
運転資金には、2~3ヶ月分の仕入れ費用、人件費、家賃、リース代、税理士等への報酬、広告宣伝費などを記入します。
「調達の方法」は、上記の「必要な資金」をどのように調達するのかを記入します。
流れとしては、まず、用意できる自己資金の金額を記入し(親族からの資金援助・借入があればそれも記入します)、「必要な資金」と「自己資金」との差額分を「日本政策金融公庫からの借入」に記入します。
最終的に、「必要な資金」の合計額と「調達の方法」の合計額を一致させましょう。
「事業の見通し」では、「創業当初」と「軌道に乗った後」のそれぞれについて利益を計算をします。
注意点としては、ここで算出した利益の金額から借入金の返済をすることになりますので、利益は借入金の返済金額を上回るように設定する必要があります。
はじめて創業される方の場合、この部分の記入についてはかなり難易度が高いと思います。
今後発生する売上高や経費の概算額を見積もらなければならないわけですが、その金額は、ざっくりと大雑把なものではなく、ある程度の信頼性や客観性が必要とされます。
売上であれば、客単価と客数、回転数、一ヶ月当たりの営業日などを基に計算することになります。
売上の予想についてはあまり高望みをせず、現実的で無理のない範囲で設定するようにしましょう。
ここまで、創業計画書の書き方について見てきましたが、いかがでしたか。
上記の流れで特に記入が難しいと考えられるのが、「7.必要な資金と調達方法」と「8.事業の見通し(月平均)」になります。
岡本税理士事務所では、これらの金額的な裏付けをする箇所については重点的に、お客様と相談し合いながら、妥当な数値を決定するサポートをいたします。
皆様の開業したいという熱意に応えられるように、全力バックアップいたします。
初回のご相談は無料となっておりますので、お気軽にご相談下さい。
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